食品ストックについて

暮らし

こんにちは。hibiです。

さて、今日は9月1日の防災の日ということで、改めて食品ストックについて書いてみたいと思います。

以前書いた食品ストックについてですが、参照にリンクした農林水産省のページがなくなってしまっているようなので、改めてまとめ直したいと思います。

以前書いた記事はこちらからどうぞ。
記事1
記事2

昨年の緊急事態宣言で日用品や一部の食品が売り切れてしまった経験から、改めて備蓄が大切だなと実感しました。

何をどれくらい備蓄したらよいのか分からなくて不安に思う方へ
どれくらいの備蓄をしたら安心なのか理解をして日常を楽しく過ごしたい方へ

この記事が参考になりましたら嬉しいです。

家族構成や住まいの大きさ、生活様式によってそれぞれ異なりますので、ぜひ「自分の場合はどうかな?」と考えるきっかけにしていただければ幸いです。

 

どれくらい食品をストックしたらよいでしょうか?!

農林水産省が推奨している緊急時に備えた食品備蓄量は

最低でも3日分、できれば1週間分

と言っています。

先に書いたように家族構成、また年齢によっても量は異なりますので、参考にしてご自宅の場合を考えてみてください。
参考に1人分の量をまとめておきます。

【1人の場合】
①水:
飲料水及び調理も含めた量は一人当たり3リットル必要とのことです。
3日:
3リットル×3日=9リットル
2リットルのペットボトルが5本で足ります。
1週間:
3リットル×7日=21リットル
2リットルのペットボトル11本で足りますね。

②カセットボンベ:
1週間でおおよそ6本あると安心だそうです。
1日あたり1本あると安心ですね。

③主食:米・パン・乾麺・シリアル等
お米1食=0.5合(75g)とした場合
3日:
75g×3食×3日=675g
1週間:
75g×3食×7日=1575g
2kgのお米が一袋あれば1人1週間分はあります。

その他、適宜パンや乾麺(うどん・パスタ・そうめん等)などお好きな食べ物を組合せてみましょう。

④主菜(たんぱく質の確保)
3日:
3食×3日=9食
1週間:
3食×7日=21食

缶詰やレトルト食品などお好きな食べ物を組み合わせてみましょう。

⑤副菜・その他
・日持ちする野菜類(じゃがいも・玉ねぎ等)
・梅干し、のり、乾燥わかめ等
・インスタント味噌汁や即席スープ
・野菜ジュース、果汁ジュース等
・お好きなチョコレートやビスケット、おせんべい等のお菓子
・塩、砂糖、しょうゆ、めんつゆ等の調味料

2011年の地震の時、電気も水道も止まってしまい、夜は家にあったおせんべいを食べて寝ました。
家の水道も電気もしばらく止まったままで(記憶があまりないのですが1週間以上は止まったままだったような気がします)、自転車でいける距離にある湧水をくみに行ったのを覚えています。
次の日は外で火を起こし、じゃがいもを焼いて食べました。
今はアウトドアブームでもあるので、道具がご自宅にあれば災害時にも活用できるので、おすすめです。

こうしてみてみると、結構な量が必要だということが分かりますね。
個人的には3日では足りず、やはり1週間以上はあると安心かなと思います。
ですが、お住まいの状況によっては家族分を1週間確保しておくのは難しい場合もあると思います。
最低でもどれくらいの準備をしておいた方が良いかを各自決めておくといいと思います。

我が家の場合は昨年の経験から備蓄量が足りないと感じ、保管場所を少し広くしました。

 

今お家にある食品を確認してみましょう!

では早速今どれくらいの量の食品があるか確認してみましょう。
hibiではフリーでダウンロードしていただける食品ストックチェックリストを作りましたので、もし良ければご活用ください。

ダウンロードはこちらです!

リストに食品名、個数、賞味期限等を書き込んでいきます。
複数個ある場合は1番短い賞味期限を書きこむようにしましょう。

「いつの間にか賞味期限が過ぎてしまった」なんてことのないように、定期的に見直していただければと思います。

実践してみましょう!

食品の数や賞味期限を確認したら、手に取りやすいやように並べます。
積み重ねるのではなく、立て掛けるように並べると種類と数が上から見た時に分かりやすくおすすめです。
品目ごとや用途ごとにまとめると分かりやすいと思います。

写真は我が家の食品ストック引き出しです。
パスタやパスタソース、レトルトカレーや袋めんが入っています。
昨年の緊急事態宣言がでるまではパスタ以外は備蓄していませんでした。
その都度作れば良いと思っていたのですが、やはり買い物に行けない期間があるかもしれない、または、非常時は物資が止まってしまうこともあり得るのだと実感して、備蓄に加えました。

収納する際は賞味期限が短いものが一番手前にくるように並べます。
買い足した際は賞味期限を確認して、長いものは1番最後にくるようにします。
手前から消費をすることで、一番短いものから消費していけるので、賞味期限が過ぎてしまうことを防いでいけます。

また、食品の備蓄法は【ローリングストック法】が推奨されています。
これは、食べまわしながら備蓄するという方法です。

分かりやすくいうと、「一つ食べたら一つ買い足す」ということです。
ただ最近は買い物の機会をなるべく減らしている方や、食品によっては数個まとめて販売しているものもありますので、状況によって実践してみてください。
例えば
ツナ缶3パックのセットであれば、最後の一缶を食べたら(もしくは1缶になったら)買い足す
などといったように自分の中でルールを決めておくといいかなと思います。

実践してみて、乾物などは賞味期限も長いものがあるのでいいなと感じました。
カップ麺などは以外と短いので賞味期限が過ぎないように食べまわす必要があると感じています。

このようにしていけば、買占めなどしなくていいようになるかと思います。
普段の買い物の際にぜひご活用ください。

参考にした備蓄の量に関してはあくまでも地震や災害時に備える備蓄例です。
また、家族構成や年齢(食べ盛り・高齢者・乳幼児)によっても備蓄量は変わりますし、
乳幼児や高齢者、アレルギーをお持ちの方用の備蓄も必要です。
参考程度に、自分の場合はどうかなと当てはめて考えてみてくださいね。

 

皆様の日々が健やかに安心して過ごせますように。

ご紹介した食品ストックチェックリストはこちらです♪

先日ダウンロートして下さった方から嬉しいコメントをいただけました。
コメントとても嬉しかったです。ありがとうございます。
皆様もダウンロードしていただけた際にはぜひコメントをいただけると嬉しいです。

 

 

 

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