こんにちは。
実は先週から首を痛めてしまいまして、辛い日々を送っています。
客観的にみると笑ってしまうような話ではありますが、本人は至って真剣なので、最後まで笑わずにお付き合いください。
きっかけは、本当に些細なことだったのです。
恐らくですが、『寝違い』。
先週朝起きた時に「あれ、なんかちょっと首が痛い。寝違えたかな。」という感じだったのです。
まあ、今までもよくある事だったので、特に気にしないで日常通りに過ごしていました。
昔から身体と心が悲鳴を上げていても「これくらい大丈夫でしょ。まだまだいける。いやむしろ頑張らなければ。」という性格でして、限界を超えてドロップアウトするような性質でした。
私は仕事柄、長時間同じ姿勢でいることが多く、それが首に負荷をかけてしまい結果的に悪化してしまったかと思います。特に下を向いての作業が首に負荷をかけてしまっていたかと思います。
頭の重さは5~7kg程度(体重の10%程度)あるといわれており、うつむき姿勢ではその2~3倍になるといわれています。その重さを首で支えているので、首への負荷は相当なものです。
夜寝るときには、ものすごく痛くて眠れなくなりました。
「もうこれは寝違いどころの騒ぎではない」と思い、次の日病院に連れて行ってもらいました。
(この時点でもう自分で運転することが出来なくなってしまいました。)
首の左側を痛めてしまい、痛みをかばうように首が自然と左に傾き、首自体で頭を支えることさえ痛いので、手で支えるようになってしまいました。
手の支えがあると少し楽になるので、病院内でも一人だけセクシーポーズをしている状態でした。
(ブリジットバルドーのセクシーポーズをご想像ください)
「手がしびれたりしていませんか?」
「念のためレントゲンを撮りましょう」
と言われ、総合的に判断していただきました。
先生曰く、「ザ寝違いです。」
「え~、こんなに痛いのに。涙」と思いましたが、頸椎には異常がなく「ほっ」としました。
ぎっくり腰と同じ状態だそうです。
「コルセットいる?」と先生に言われ、本当は喉から手が出るくらい欲しかったのですが
「まさか寝違いでコルセットするだなんて、要ると言えない。」という気持ちが勝り、「我慢します。」と返答し、お薬と湿布薬をもらって帰ってきました。
お家では、無印良品で旅行するときのために購入したネッククッションが私の首を支えてくれました。
無印良品様様です。
ネッククッションもまさかこんな使われ方をされるとは思ってもみなかったのではないでしょうか。
そこから数日、痛みとの闘いの日々です。
夜は薬の効果が切れてしまうようで、布団や枕が鉄板のように固く感じられ、とてもじゃないけど寝ていられない状況が続きました。タオルでさえも痛くて、頭に触らないように身体を起こすしかありません。
ちょっとの振動も首に響くので、寝返りも打てないのです。
左半分首から頭にかけて、耳の中も口の中もリンパが腫れているのが自分でも分かりました。
口を開けることも痛くて、おちょぼ口で食事をする日々です。
落ち込んで元気がない私を元気づけようと思ったらしく、夫が笑わそうとするのですが、笑う時の振動さえ辛い状況でした。
満月の夜は特に感覚が敏感になっているのか、ものすごく痛くて、夜中に「このまま死ぬかもしれない」とまで思いました。
呼吸は浅くなり、血の気も引いてきて、このまま失神しそう。と思いながら
「いやいや、こんなところでまだ死ねない。」と奮い立たせました。
とまあ、なんとか山場を越え今に至ります。
まだ気を抜けませんが、「もうあの状態に戻りたくない」と思い、逸る気持ちを抑え日々を過ごしております。
思いもかけず、
筋膜は首から頭、顔まで繋がっていること
腹筋は首の筋肉も使っているのだということ
立ち上がる時も首の筋肉を使うということ
が実体験できました。
また炎症を起こしている部分に
免疫が頑張って働いてくれている
と実感した次第です。
というわけで、改めて健康の有難みをひしひしと感じております。
皆様はどうかこのような事にはなりませんように。
寝違いも軽く見てはいけません。
くれぐれも無理はしないでお過ごしくださいね。
それでは、また。
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